2019年8月21日水曜日

施工事例✿トイレ改修工事✿ S様邸

皆様、こんにちは✿
今日の郡山市内は雨が降ったり止んだりしていて、お日様が恋しいと感じます。
 
さて、今回は、『高齢者にやさしい住まいづくり助成事業』という制度を利用した改修工事の事例をご紹介いたします。
 
対象者は、郡山市内に住所を有し、かつ居住する65歳以上の市民税非課税高齢者で、世帯の生計中心者の年間所得額が別に定める所得限度額以内である方です。
 
この制度は、介護保険で要支援・要介護認定を受けている方は対象外です。

助成額や申請額など詳しい内容については、市のホームページにのっていました。
 
対象になる工事は、手すりの取り付け、段差の解消、滑り防止及び移動の円滑化のための床材の変更、引き戸などへの扉の変更、和式便器から洋式便器などへの便器の取り替えです。
 
今回のトイレで対象となるのは、トイレ床段差解消・トイレ縦手すり設置でした。
 
築30年以上経過しているため、便器や床、壁なども新しくしたいとの要望があり、トイレ全体を改修することになりました。
 
改修前のトイレでは、つかまるところがなく、立ち座りに不便さを感じていました。
タオルかけを手すりの代わりにするのは危険です。タオルかけは、強い力がかかると外れてしまう可能性が高いので、転倒や怪我につながってしまいます。
また、廊下よりもトイレの床が約7センチ高くなっているので、つまずいてしまうのではないかと不安を感じていました。
 
工事の大まかな流れは、まず、便器を外して、床や壁の解体作業をします。すると、排便管が露わになります。改修前の便器とこれから設置する便器では、排便管の位置が違うので、まずは排便管の位置を変える工事を施しました。その後、トイレ床の高さを廊下に合わせ、床を作ります。床が終わったら、壁を作ります。すべてボード仕上げにするのではなく、今後手すりをつける必要が出てきたときに困らないように、手すりが付きそうな部分は合板で仕上げてあります。壁にはクロスを貼ります。最後に便器を設置して工事完了です。
 
工事にかかる日数は、だいたい4日くらいです。
 
 
大工さんが集中して取り組んでいる様子です。
 
 
 
トイレに縦手すりが付いたことで、立ったり座ったりするのが容易になりました。
廊下とトイレ床の段差が解消されたことで、つまずく心配もなくなりました。
 
 
画像ではわかりにくいですが、
便器は落ち着いたピンク色です。
壁紙は淡いピンクベージュ系で、床はミルクティ色にいたしました。
とても上品で可愛らしい雰囲気のトイレ空間になりました。

~今回の工事について~

・【TOTO】 ウォシュレット®一体形便器(タンク式トイレ) GG1  床排水200㎜
・【TOTO】 棚付二連紙巻器  立座ラク棚付 カラー:ミルベージュ
・【TOTO】 天然木手すり  I型 600㎜ カラー:ミルベージュ 
・【DAIKEN】 特殊加工化粧シート床材 ルームアートJA  
・解体、撤去、木工事
・電気設備工事
・給水配管移設工事
・壁クロス貼り(全面)

✿工事合計 約42万✿
 
 
当社では、高齢者にやさしい住まいづくり助成事業での工事だけでなく、介護保険での住宅改修についても実績があります。お気軽に当社へご相談ください。

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